お盆の旅行、そしてデジカメ昇天
このお盆、息子は彼女の実家に遊びに行ってしまったので、
残された中年夫婦は昨日、特急あずさに乗って長野県の松本市に行ってきた。
8時ちょうどのあずさ2号じゃなかったけど、
椅子は快適だしバリアフリーのトイレは広いし、車窓もとても楽しかった。
お約束の松本城。
黒い。熊本城も黒かったけど、松本城も黒い。かっこいい。
天守閣が「80分待ち」と出てたので、内堀の周りを歩いただけで見学は諦めた。
長野県だっていうだけで避暑を期待したんだけど、暑いんだもの。
内堀に1羽だけハクチョウがいたんだけど、あれは飼ってるのかな?
暑いと極端にヒットポイントが減る夫に「めちゃめちゃ近い!」と断言し
めちゃめちゃ近かったのは、現在の開智学校でした。
まあ5〜600メートルくらいだったんだけど、夫はだんだん無口になるし、
わずかに上り坂だし暑いし暑いし暑いし、
いざ中に入ってみると、窓締め切りのノーエアコン。
展示物は明治時代の学生さんの絵とか飾ってあって、面白かった。
ただ、中の教室も再現するなら、窓は開けて欲しかったな。
閉塞感が苦手なのよ、私。
昼に天ぷらそばをいただいた後、松本市美術館へ。
草間彌生の生まれた土地が松本市だとかで、外壁からいきなり草間彌生。
作品がいくつか常設展示されている。
ちっちゃい印刷物やらテレビに映ったカボチャ、ユニクロのTシャツくらいでしか
見たことなかった草間彌生作品だけど、現物を見ると迫力がすごい。
あの連続の丸とかぞわぞわするんだけど、見慣れるとじわじわくる。
毒々しいピッキピキの色も魅力的に映るのはなぜだろう。
メインの展示は「アリス」。特に有名なジョンテニエルやらアーサーラッカムの絵、
原作者のルイスキャロルのスケッチまであった。
その他、アリスをモチーフにした絵もいろいろあってなかなか楽しかった。
初松本は予想以上に暑かった。
でも、あちこちの通りに観光客を喜ばせてくれそうなお店がたくさんあって、
気候のいい時にまた行きたい、ぜひ行きたい。
ところで、この美術館の「撮影可」の場所で写真を撮っている時、
突然カメラ(RICOH GR)が壊れた。
電源は入るんだけど、モニターが真っ暗。
見た感じ、絞りが開かなくなったっぽい。
買って5年、ファイルナンバーが一巡してしまうくらい枚数撮ってたし、
滑り止めのゴムも外れてきたし、塗装もめくれてきたけど、
やっと操作に慣れてきたカメラだったのに。
後継機を買おうと思って、今日ビックに行ってきたら、
あまりにも操作体系が違っていて唸ってしまった。
しかも値段も高い……。
カメラは必要なので、安いコンパクトカメラ買って、GRは修理に出すかな……。