夫の遺産相続にしんみりした
あれ、このタイトル、私の夫が死んだみたいだな。
「夫が遺産相続」なのかな。
先日、夫自身もほとんど顔を見たことがないくらい疎遠だった夫の父が亡くなった。
夫がほとんど物心つくかつかないかくらいのときに離婚されたらしい、
私には舅に当たる人だ。
その人は再婚した奥さんと二人暮らしで、
私の夫の他に子供もなく、相続が発生するというので、
先日、夫がその話をしに行った。
なにしろ、奥さんが遺品整理してようやくうちの連絡先を知ったくらい疎遠な関係。
もちろん相続は放棄でしょってことで夫を送り出したんだけど、
舅は遺言状で「夫に」と、いくらか遺しておいてくれたらしい。
もう数十年も声すら交わしていない息子(夫)のことを
ずっと気にかけてくれていたのねと思うと、なんだかありがたくて
帰ってきた夫と二人でしばらく語り合った。
このとき、形見分けとして夫が一眼デジカメをいただいてきた。
遺産は私には無関係だけど、これはデジカメ好きの私にくれるらしい。
え、いいの?!って喜んだんだけど
形見を独り占めするのはどうも落ち着かない。
(私の物の扱い、ずさんなんだよね)
いちおう「我が家のデジカメ」ってところで落ち着いた。
この秋に息子含めて三人で旅行する予定なので、そこで写真を撮る。
いい写真が撮れるといいな。