クリムト展
この土日が、開催期間最後の週末だったので、無理やり行ってきた。
夫はつい2日ほど前にぎっくり腰をやった。
私は仕事が片付かない(仕事はなるべく入れないって宣言したんだけど無理だった)。
強行突破で小雨の降る日曜日に決行。
場所は上野。うちからはかなり遠い。もうほとんど旅行。
着く頃にはぐったりしてたんだけど、入り口の行列を見てさらにぐったり。
「70分待ち」
さすが最終週の週末。
表示の通り70分ほどかけて中に入りましたよ。
人が少なく見えるのは行列がとぐろを巻いているから。ここはTDLか。
入っていきなり「ヘレーネ・クリムトの肖像」。
これが見たかったので、じわりじわりと前に出られる位置を確保。
本物の色、西洋人の子供の独特の表情、髪の質感が見られて幸せだったわ。
夫が絵から離れないので、ここで解散。
全部しっかり見る体力がなかったので、
めぼしいのを重点的に見て回った。
「鬼火」はノーチェックだったけど本物が見られてラッキーだった。
この幻想的な迫力は印刷じゃわからない。
流石に圧巻だったのが「ベートーベン・フリーズ」。
レプリカなんだけど、装飾の金属や石がきらびやかで、
湧き上がるような流れる線がとにかく美しい。
ああ、「ストックレー・フリーズ」も見たいなぁ。
ぎっくり腰と疲労困憊の私ら、
おまけに時間がなかったので、駆け足の鑑賞だったけど
思い切って行ってよかった。
好きな画家の美術展は万難を排していくべきだわ。
絵葉書を買って帰って額に入れました。どこに飾ろうか。